出生から退院まで(生後0~7日)

こんにちは赤ちゃん~産後のママと赤ちゃんへ~

赤ちゃんのこと

赤ちゃんのこと

御出産おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。
大きく生まれた子、ちょっぴり小さく生まれた子、髪の毛のフサフサな子、いろんな個性をもって赤ちゃんは生まれてきます。その個性を受け止めて、これから大切にゆっくりと育てていきたいものです。
退院時の赤ちゃんは、生まれた時より体重が5~10%程度少なくなります。これを新生児の生理的体重減少といいますが、胎便の排泄や皮膚からの水分蒸発によるもので、10日前後で回復するので心配はありません。
入院中には、授乳のこと、沐浴のことなど赤ちゃんの日常生活について、また、ママの産後の体調管理について助産師さんが丁寧に教えてくれます。気づいたことや心配なことは何でも聞きましょう。

出生届

出生日から14日以内に住所地、本籍地、出生地のいずれかの市町村に提出します。産院からの出生証明書・印鑑・母子健康手帳・国民健康保険加入の場合は保険証も忘れずに持参しましょう。母子健康手帳の1ページに「出生届出済証明」を受けます。

低体重児の届出

出生体重が2,500g未満だった時は、市町村に届け出る必要があります。

参考:未熟児養育医療(県のホームページ)

先天性代謝異常等検査

体のなかの栄養素を代謝する仕組みやホルモンを作る仕組みに異常がある生まれつきの病気を早期に発見し、適切な治療を早期に開始するための検査です。
赤ちゃんが生まれて4日目から6日目までの入院中に、赤ちゃんの足の裏からごく微量の血液を採取して検査します。
検査に必要な費用のうち、検査は無料ですが、医療機関での採血料等は、有料です。

新生児聴覚検査

生まれて間もない赤ちゃんの耳の聞こえを調べるものです。聴覚障がいを早期に発見し、早期に聞くことや話すことの練習を開始することにより、コミュニケーションの形成やことばの発達に大きな効果が得られます。
ぜひ、赤ちゃんのために、聴覚検査を受けましょう。
赤ちゃんが生まれて2日目から4日目頃までの入院中に専用の検査機器を使って検査し、検査にかかる時間は、数分から10分程度で、痛みや副作用はなく、薬も使用しません。
山形県内の全ての分娩取扱医療機関において検査を受けることが可能です。
検査費用は、医療機関によって異なりますので、医療機関にてご確認ください。
市町村によっては、新生児聴覚検査に係る費用について公費助成を行っているところがありますので、詳しくは、お住まいの市町村にお問い合わせください。

赤ちゃんの耳の聞こえの検査について(PDF)

お子さんにはお母さんやお父さんの声が聞こえていますか?(PDF)
 ~家庭でできる耳の聞こえとことばの発達のチェックリスト~