離乳食について

こんにちは赤ちゃん~産後のママと赤ちゃんへ~

離乳食について

離乳食について

離乳食について

5ヶ月から6ヶ月ごろになったら、離乳食を始めましょう。
ただし、子どもの成長には個人差があるので、5~6ヶ月とはあくまで目安です。

開始の目安・・・

身体の発達では、首のすわりがしっかりして寝返りができる、5秒以上座れる、食べ物に興味を示す、スプーンなどを口に入れても舌で押し返すことが少ない…と、そろそろいいタイミング。

始める時の注意・・・

かぜや病気で体調が良くないときは、回復するまで待ちましょう。

果汁について・・・

市販の乳幼児用果汁は3ヶ月くらいから飲ませることは可能ですが、離乳が始まる前の赤ちゃんには特に必要なものではありません。むしろ、果汁を飲むことで母乳(又はミルク)を飲む量が減ったりすることのほうが心配です。離乳の開始前には母乳(又はミルク)をしっかりあげましょう。

離乳のすすめ方・・・

母子健康手帳の後半に「離乳食の進め方の目安」が記載されています。参考にしましょう。
始めは1日1回から。離乳食の後は欲しがるだけ母乳やミルクをあげましょう。
食欲旺盛でも、始めの1ヶ月間はこのペースを守りましょう。
1ヶ月を過ぎたら1日2回に増やします。離乳食後は母乳やミルクは欲しがるだけあげます。離乳食のほかには、母乳なら欲しがるだけ、ミルクなら1日3回程度が目安になります。
生後9ヶ月ごろからは1日3回にします。
この時期の離乳食では、必要な栄養素を賄うだけの量は取れないので、このほかに母乳は欲しがるだけ、ミルクなら1日2回は与えましょう。

離乳の完了・・・

離乳の完了とは、形のある食べ物をかみつぶすことが出来るようになって、身体に必要なエネルギーや栄養素の大部分を母乳(又はミルク)以外の食べ物から取れるようになった状態のことです。母乳(又は育児用ミルク)を全く飲まない状態のことではありません。

また、完了の目安は1歳から1歳半くらいですが、早く完了すればいいというものではありません。1年近くかけて、ひとりひとりの子どものペースで進めることが大切です。

ベビーフードを利用する時は・・・

こんな点に、ちょっぴり気をつけて下さい。

  • 赤ちゃんの離乳の進み具合にあった味、固さですか?
    大人が一口食べて確かめる習慣を。また、温めて食べさせるものは、熱すぎないように温度を確かめて・・・。
  • 用途に合わせて上手に利用しましょう。
    種類が豊富な市販品は、外出先でそのままで与えたい時、家庭での離乳食に変化を加えたい時、メニューを1品加えたい時など、状況に合わせて上手に利用したいもの。鉄分補給にレバーを加工した製品を使うなど、工夫次第でレパートリーが広がります。
  • ご飯や麺類などの「主食」、野菜を使った「副菜」、たんぱく質性食品の「主菜」を組み合わせて使いましょう。
  • とにかく痛みやすいので、開封後はすぐに与えて、食べ残しは捨てるようにしましょう。

(厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」より)