妊婦健診ではどんなことをするの?

プレママになったあなたへ ~産前編~

変わっていくからだとこころ

妊娠出産は自然なもの、放っておいても時期がくれば赤ちゃんは元気に生まれてくるもの…そういう考えをお持ちの方も、世の中にはいらっしゃるようです。しかし、それは大間違いです。
10ヶ月の間、ママの身体の中では外見以上にさまざま変化し続けます。また、赤ちゃんも成長する中で異常が起こらない保障はありません。妊婦健康診査(妊婦健診)は、妊娠中の母体と胎児の健康を守り、無事にお産を迎えるために必要なメディカルチェックです。
産院側にしても、1回も受診歴のない妊婦さんのお産は、安全の確保が出来ないため、断らざるを得ない場合もあります。妊婦健診はきちんと受けましょう。
なお、妊婦健診は「保険適用」ではないので、全額負担が基本です。(ただし、治療が必要な症状などがある場合は異なります) 母子健康手帳交付時に、「妊婦健康診査受診券」が渡されます。これは、市町村が発行する「助成券」で、これを使うと無料あるいは低額で妊婦健診を受けることが出来ます。助成される回数は各市町村によって異なりますが、県内の市町村では全て14回となっています(令和3年4月1日現在)。
妊婦健診受診勧奨リーフ(PDF)

受付→診察券と母子健康手帳を提出→尿検査(タンパク・糖)→体重測定→助産師による問診・血圧測定・子宮底の長さや腹囲測定→診察(胎児の位置大きさ・胎児心音・むくみの確認など)

初期と中期、後期に貧血検査などの血液検査があります。

厚生労働省リーフ

「妊婦健診」(PDF)
「健診Q&A」(PDF)