「弘栄設備工業株式会社」の場合

弘栄設備工業株式会社
執行役員総務管理本部 副本部長 武田 隆平 さん

~女性活躍推進とワーク・ライフ・バランスの取組み紹介~
わが社は、社員の家族を大切にする事を第一に考えています。また、建設業界ではまだまだ少ない女性の活躍の場を広げることに積極的に取り組むとともに、家族参加型の子供見学会、感動共有事業(芋煮会)、家族交流会(温泉一泊)などを実施しています。
今後とも風通しの良い明るい職場となるよう全社を挙げて取り組んでいきます。


弘栄設備工業のこれまでの取組み

1.女性の活躍推進

  • 社員100名のうち女性社員22名とまだまだ女性の割合は少ないが、能力に応じた役職登用を実施
    (部長代理1名、課長代理1名、係長2名、主任5名)
  • 資格取得の促進
    (衛生管理者6名、建設業経理士1級3名・2級7名、1級管工事施工管理技能士1名、2級配管技能士2名、排水工事主任技術者2名)

2.仕事と家庭の両立支援

  • 在宅勤務制度
    (本人の希望により選択可能。実績4名)
  • 就学手当の充実
    (就学手当:小中学校 月3,000円、高校 月6,000円、大学・専門学校 月12,000円)

3.女性の再雇用制度

  • 結婚、育児、介護などで退職した女性の再雇用(実績4名)

4.働きやすい職場づくり

  • ノー残業デーの実施(毎週水曜日)
  • 結婚等で契約社員になった女性社員の正社員登用

5.地域貢献活動

  • 配管材を使った流しそうめんボランティアを幼稚園、子供会等で実施
  • 山形県フロアホッケー大会への支援、参加
  • 老人施設等でのボランティア活動(除草、清掃)
  • 河川愛護活動
  • 献血活動の実施

今後の課題

建設現場ではあらゆる職種の方々が作業にあたっている為、自社だけで休日を設定することは非常に難しいことだと捉えています。
より働きやすい職場環境を整えるためには、建設業業界全体で改革していく事が重要であり、行政・民間の垣根を越えて取り組むことが必要になってくると思います。

一番助かった制度とは

営業管理本部 新立晃大さん

  • 一番助かったことは、2人目が生まれて妻が実家から帰ってくるタイミングで育児休業を取得できたことです。そのおかげで家族4人での生活をスムーズにスタートすることができました。
  • 当初は男性社員が育児休業を取ることができるとは思わなかったですし、実際に取得してみて、家族からも助かったと喜ばれました。
子ども会社見学会の様子その1
子ども会社見学会の様子その2