先輩パパたちの実感
パパが子育てに関わると、子供の健やかな成長・発達にプラス
パパとママの得意分野で子供を遊ばせることができるので、子供の遊びのレパートリーが増える
(会社員35歳/子ども5歳、2歳)
パパとママが仲良しかどうか子どもは敏感に感じている。パパとママが仲良しだと、子どもの心も安定すると思う
(会社員38歳/子ども6歳、3歳)
子どもたちとの時間を大切にしてきたので、娘の思春期のパパ嫌いもなかった
(会社員46歳/子ども18歳、13歳、11歳)
保育所の送り迎えで、パパ友ができた。親同士が仲良しだと、子ども同士も仲良くなる
(会社員41歳/子ども6歳、2歳)
育児休業取得で、上の子のフォローができた。赤ちゃん返りもなく、パパに甘えてくれる
(会社員30歳/子ども1歳、0歳)
子どもにとって
- 子どもは、パパとママの愛情を受けて健やかに育つことができる
- パパとママの良い関係は、親と子どもの良い関係が築かれるベースになる
先輩ママの声
パパが子育てに関わるとママも助かる
ほぼ同等の家事・育児分担で、10年以上。綱渡りの日々だけど、二人三脚で夫婦の信頼関係が深まったと思う
(会社員43歳/子ども12歳、10代)
夫が家事・育児を分担してくれなかったら、私の仕事と家庭の両立も難しかったと思う
(会社員34歳/子ども5歳、1歳)
子育てについて同レベルで話ができるので、自分一人で抱え込まずに済んでいる。それが何より感謝すべきこと
(会社員39歳/子ども6歳、2歳)
夫が育児休業取得で、家事・育児を体験しているので、その大変さをわかってくれている。仕事で遅くなっても、家事を手伝ってくれることに感謝
(主婦36歳/子ども3歳、1歳)
長男の中学・高校の反抗期にも、父親にはいろいろな相談をしていたようなので、母親が一人で手を焼くことなく済んだ
(会社員52歳/子ども20歳、17歳)
ママにとって
- ママが一人で育児の不安やストレスを抱え込むことがなくなる
- ママに偏る家事・育児負担を解消することができ、ママに余裕ができる
- ママに余裕ができれば、夫婦関係ももっと良くなる
- ママも仕事を続けやすくなる
先輩パパたちのワクワク体験
子どもがいると、こんなに楽しい!
休みの日に、ママが下の子の世話をしている間、上の子を連れてちょっと遠出をしたりすることも。娘を独占できる幸せを感じる
(会社員28歳/子ども3歳、1歳)
赤ちゃんを抱っこするとぷよぷよしていて気持ちが良い。ジーンと幸せ
(会社員30歳/子ども1歳、0歳)
保育所の送りの時間は、長男とおしゃべりタイム。朝のこのひと時は、「癒し」の時間であり、仕事のパワーになる
(会社員36歳/子ども3歳、0歳)
パパの育児休業で上の子たちが大はしゃぎ。娘2人と手をつないで歩いていると、人間らしい何かを取り戻した気がした
(会社員33歳/子ども10歳、7歳、5歳、1歳)
保育所で娘が「今日のお迎えはパパ?」と聞いてくれるそうで、お迎えの当番の日は朝からワクワク、仕事にも気合が入る
(会社員35歳/子ども1歳)
先輩パパたちの働きブラッシュアップ体験
子育ては、仕事にもメリット
保育所の送り迎えなど「時間の制約」があるので、仕事の段取りやスケジューリングを工夫するようになった
(会社員40歳/子ども6歳、2歳)
育児休業取得にあたって、チーム内での情報の共有化や、「自分しかわからない」という仕事を作らないことが重要だと実感した
(会社員30歳/子ども1歳、0歳)
日頃から職場のメンバーとチームワークを心掛け、他の人の応援もするようにしている
(会社員41歳/子ども6歳、2歳)
子育てを通じて視野や活動範囲が広がった。それが仕事のアイデアや企画につながっている
(会社員43歳/子ども12歳、10歳)
子育てはハプニングの連続。状況判断力、瞬発力、危機管理能力、柔軟性を身に付けるには、どんな研修より効果的
(会社員33歳/子ども10歳、7歳、5歳、1歳)
企業人としてのあなたにとって
- 時間意識が高まり、仕事の生産性が向上する
- 休暇取得などに備えて、チーム内での情報の共有化や、仕事の可視化などに気を配るようになる
- 職場のメンバーの理解や支援を得るために、チームワーク、相互支援に対する意識が高まる
- 子育てを通じて視野が広がり、新たなアイデアや企画力が磨かれる
- 計算通りにいかない子育ての経験を通じて、状況判断力、瞬発力、危機管理能力が向上する
先輩パパたちの体験
子育てを通じて人脈や活動範囲が広がる
保育所のパパ友と、バーベキューとキャンプの企画とかして、家族ぐるみで楽しんでいる
(会社員43歳/子ども6歳、3歳)
学童保育の事務局長を2年間やって、自分の住む地域との関わりが増えた。地元でたくさん挨拶されるようになった
(会社員44歳/子ども12歳、8歳)
地元に子ども関係の友達や知り合いがたくさんいる。定年退職後も、「仕事以外に人脈がない」ということは避けられそうだ
(会社員45歳/子ども15歳、12歳、8歳)
あなた自身の生活や人生にとって
- 子育てを通じて、自分の住む地域に友達やネットワークができる
- 自分の住む地域での活動範囲が広がり、自分自身の拠り所が増える
仕事も子育ても楽しもう!
妊娠・出産・子育て期の父親の役割
1 オメデタです!妊娠中、父親は何ができる?
妊娠中の母体は、お腹の赤ちゃんの発育に応じていろいろな変化が起こっています。妊娠中の妻が楽しい気持ちで毎日を過ごせるようにすると、お腹の赤ちゃんにも良い影響があります。
妊娠中
○時期 ▲妻のからだと赤ちゃんの変化 ◎主な行事等 ●父親の役割・留意点
○妊娠初期(妊娠15週まで)
▲妻のからだ
妊娠初期の妻のからだには、いろいろな変化が起きていて、吐き気がする、気分が悪くなるなどのつわり症状や、だるい・眠いなどの変化が現れてきます。
精神的にも、涙もろくなる、気分が落ち込んでいる、イライラするなど大変不安定な常態にあります。症状は人によってさまざまで、全く普段と変わらない人もいます。
▲赤ちゃんの変化
心臓、胃、腸などの内臓や目、鼻、耳、口ができ始めます。この時期は、薬や感染症などの営業を受けやすい時期です。
◎妊娠の届出
◎妊婦健診(4週に1回)
●外見からは妊娠がわかりにくいけれど、妻は左記のような心身の変化があることを理解し、気遣う
●流産をしやすい時期なので、妻か重い物を持ったり、転んだりしないように注意
●妊娠・出産について情報収集し、妻にどんな支援や配慮ができるか考える
●どこで出産するか一緒に考える
○妊娠中期(妊娠16~27週まで)
▲妻のからだ
妊娠中期に入ると、つわりも落ち着いて安定期に入ります。また、胎動を感じるようになります。
▲赤ちゃんの変化
胎盤が完成し、臍帯(へそのお)を通じて、酸素・栄養の供給、不要な物質の排除がなされます。だんだん人間らしく成長し、そして活動も活発になり、よく動くようになります。
◎妊婦健診 (妊娠初期より23週まで4週に1回)
◎両親学級
◎帯祝い(戌の日)
●両親学級を受講する
●妻の体調が落ち着いてきたら、赤ちゃん用品の買い物などにも一緒に出かける
●赤ちゃんが動くようになったら、お腹をさわって胎動を感じてみる
○妊娠後期(妊娠28週~生まれるまで)
▲妻のからだ
妊娠後期になると妻のお腹はますます大きくなって、足もとが見えにくかったり、日常の動作もしにくくなります。起き上がったり、仰向けで寝るのもつらくなります。
また、妊娠高血圧症候群、貧血、早産といった異常が起こりやすい時期でもあります。異常の早期発見のためにしっかりと定斯健診を受け、健康管理をすることが大切です。
▲赤ちゃんの変化
赤ちゃんはどんどん大きくなり、顔つきも赤ちゃんらしくふっくらとしてきます。筋肉も発達し、足や手の動きも活発になります。また指しゃぶりをしておっぱいを吸う練習をします。羊水を飲み込み、尿もします。しゃっくりもします。だんだんと生まれてくる準備が整います。
◎妊婦健診
(24週から35週まで2週に1回。36週以降は1週に1回)
◎入院準備
●お腹の大きくなった妻の動作を気遣い、身の回りのことなどを手伝う
●里帰り出産を行う場合は、帰省のための準備について気遣う
●入院・出産の準備・段取りを妻と確認しておく
●出産予定日を過ぎても焦らず、妻の不安を少なくする気遣いをする
●産後の生活をイメージし、家事などの段取りを考えておく
妊娠中の全期間を通じて父親が注意すること
○妻の妊娠を喜び、お腹の赤ちゃんに関心を持つ
- 妊婦健診の結果を気遣ったり、母子健康手帳やエコー(超音波)写真などを見て、妻と一緒にお腹の赤ちゃんの変化や成長を共有しましょう。
- 妻と一緒に、赤ちゃんの名前の候補を考えたり、お腹をさわったり、赤ちゃんに話しかけたりしてあげてください。
○妊娠・出産について、情報収集・勉強する
(父親が情報収集・勉強などをすると母親もとても安心し、夫婦問で相談しやすくなり、出産・育児もスムーズに行うことができます)
- 両親学級には是非参加しましょう。
- 「父子手帳」を入手しましょう(独自に作成している自冶体も増えてきました)
○妻の体調変化を気遣って、家事や身の回りのことなど、できるだけ手伝う
- できるだけ早く帰りましょう。
- 妊婦健診に付き添う時間も是非作りましょう。
- 場合によっては、家事援助サービスなどの利用も検討しましょう。
○妻の精神的なサポートをする
- 妻の話をよく聞いてあげましょう。
- 妻の気分転換の機会を作りましょう。
○妻とお腹の赤ちゃんの健康管理に配慮する
- 生活リズムを整えられるよう気遣いましょう。
- 妻の食事(栄養素やエネルギー)、睡眠、体重コントロールなどにも気遣いましょう。
- 妻が、お酒やタバコ(※)などを摂取しないように気を配りましょう。また常備薬など薬を使用する場合は、医師に相談しましょう。
※妊婦や赤ちゃんのそぱでの喫煙は、乳幼児突然死症候群(SIDS)と関係することが知られています。父親など周囲の人も、妊婦や赤5すんのそばでの喫煙をやめましょう。 - 感染症予防など、父親の健康管理にも気を付けなければなりません。
○上の子がいる場合は、上の子のフォローをする
- 母親の変化を伝え、弟か妹が生まれることを共有しましょう。
○いつでも妻と連絡が取れるようにしておく
(妊娠中は、いつ何かあるかわかりません)
2 いよいよ生まれる!その時、父親は?
お産の進行は十人十色。お産の始まりも経過も、かかる時間も人によって異なります。でも、平均的なお産の経過を知って、見通しを持つことは大切です。
出産 ※病院での出産の場合の例
○時期 ▲妻のからだと赤ちゃんの変化 ●父親の役割・留意点
○出産予定日
▲お産の始まり
お産の進行に沿って、ちょうど良い入院の時期を判断する必要があります。一般的には、陣痛の間隔が、10分より短くなったら入院すれば良いと言われています。
▲入院
入院しても陣痛の間隔か3~5分になるまでは痛みはそれほどでもなく、陣痛のきていない時は普通にしていられます。
内診で子宮口か7~8cm関いている頃に、陣痛かだんだん強くなります。
生まれる前は・・・
●休暇取得など、できるだけ妻に付き添えるような体制を作っておく
●お互いの実家など、必要な連絡先に連絡する
●上の子がいる場合は、上の子をしっかりとサポートする
●陣痛中は腰をさすったり、楽な姿勢をサポートする
●水分補給や消化の良いものを準備する
●妻がリラックスできるよう、好きな音楽をかけたり、心地よい環境を整える
▲分娩へ
内診で子宮口全開大(10cm)になり、価痛の間隔が1~2分になると、いよいよ出産です。赤ちゃんは自分自身で外に出ようと、回旋しながら産道を降りていきます。羊水の入った袋が破け(破水)、胎児の頭が見え(排臨)、頭が出(発露)、母親の最後のふんばりで赤ちゃんが生まれてきます。
母親と赤ちゃんをつないでいた臍帯(へその緒)を切り、「ママとパパ」にご対面。赤ちゃんにおっぱいを吸わせてあげましょう。母親は、胎盤を娩出し、しばらく安静にします。
生まれたら・・・
●心からのねぎらいと祝福で、妻の気持ちを安定させてあげる
●無事出産したことを、必要な人に知らせる
▲出産後
出産後、まずは妻をゆっくり寝かせてあげることです。入院は普通5日~1週間くらいです。入院中は、授乳、オムツ交換、検温、医師の回診(子宮の収縮具合や傷口の回復状況を診る)など、慌ただしく過ぎていきます。
●妻と話し合って赤ちゃんの名前を決める
●できるだけ面会に行く
●妻がほしい物、してほしいことなどを聞いてできるだけ対応してあげる
●退院する妻と赤ちゃんを迎える準備をする(自宅の掃除など環境を整える)
▲退院
いよいよ退院。これから新しい生活のスタートです。赤ちゃんを抱っこして、重い荷物を持って帰宅するのは大変なことです。是非、休みをとって付き添ってください。
●退院に付き添う(入院費用の精算、荷物の整理を手伝う、荷物を持つ、車を手配するなど)
3 いよいよ始まる子育てライフ。子育てを楽しもう!
ゆっくり、ゆったりを心がけるのが育児のコツです。子どもの成長・発達は個人差が大きいもの。家族が一緒にいて「楽しい」と思えることが一番です。
産後~8週間
○時期 ▲妻のからだと赤ちゃんの変化 ◎主な行事等 ●父親の役割・留意点
○産後~8週間
▲妻のからだ
産後~8週間は、子宮の回復、母乳の分泌などの母体の変化があります。
母体が元の状態に戻るまで、6~8週間くらいかかります。その間は妻が無理をしないように、配慮が必要です。
出産後は、いわゆる「マタニティブルー」といって、一時的に気持ちが落ち込むことがあります。また、育児疲れや育児不安、「産後うつ」などにも注意が必要になります。
▲赤ちゃんの変化
生まれてから4週間までを新生児期(WHOでは28日間)といいます。赤ちゃんが、胎外生活に慣れるための時間です。
赤ちゃんは「お腹がすいた」「うんちが出た」「暑い・寒い」など泣くことで不快を訴えます。
2か月になると、あやせばほほえむようになります。よく泣く・いつも機嫌が良い、あまり寝ない・よく寝る、ミルクを飲まない・飲み過ぎるなど、子どもによっていろいろです。
◎お七夜、命名
◎健康保険の手続き(社会保険の場合は会社に申請)
◎出生届
◎市区町村(保健所・保健センター等)へ出生連絡票の提出
◎内祝い
◎お宮参り(1か月頃)
◎1か月健診(母親と赤ちゃん)
●妻の心と体の疲労を理解し、できるだけ休養できるよう、いたわる
●各種届出を済ませる
●休暇取得やなるべく早く帰るなど、できるだけ妻をサポートする。産後8週間は妻が専業主婦や産後休業中であっても育児休業を取得できる
●妻が気分転換できる時間を作る
●小児科のかかりつけ医を見つける
●1か月健診に付き添う
●赤ちゃんのそばで喫煙しない
●赤ちゃんの沐浴をする
0歳
○時期 ▲子どもの変化 ◎主な行事等 ●父親の役割・留意点
○0歳
▲2~3か月
機嫌が良いと「アーウー」と声も出てきます。3か月近くなるとガラガラなどを少しの間握ることもできるようになります。
▲3~4か月
首のすわりがしっかりしてきます。首がすわれば大人のお風呂に入れやすくなります。声がする方に顔を向けるようにもなります。
▲4~5か月
5か月くらいで寝返りをするようになります。人見知りが始まる子もいます。
▲5~6か月
前におもちゃかあると手を伸ばして取ります。そして何でも口に入れます。腹ばいになって動くおもちゃで遊んだりします。子どもの様子を見ながら、離乳食を始めます。
▲6~7か月
おすわりも上手になります。声を出すことも増え、「イナイイナイバー」や「タカイタカイ」を喜んだりします。
▲7~8か月
おすわりで一人遊びをしたり、つかまり立ちもできるようになります。
▲8~9か月
ハイハイで前に進もうとします。歯が生え始めます。
▲9~10か月
ハイハイやつかまり立ちも上手になって一人で遊べる時間が長くなります。引き出しをあけたり、指で小さなものをつまむこともできるようになります。
▲10~11か月
伝い多きができるようになる子もいます。お腹を床につけずにハイハイもできます。
▲11~12か月
理解できる言葉が増え、いたずらもさかんになります。バイバイのまねをしたりするようになります。
◎乳児健診
◎お食い初め(生後100日目)
◎乳児健診
◎乳児健診
●月齢に応じた子育ての知識について勉強する
●赤ちゃんの発達には個人差があることを理解し、他の子と比較したりしないようにする(赤ちゃんの発達に過敏になり過ぎないよう配盧することか大切)
●休暇取得やできるだけ早く帰るなど、家事・育児を分担する(育児休業取得も是非検討する)
●夜中のミルクや夜泣きへの対応など、夫婦で話し合って分担する
●妻が休養できる時間を作る
●赤ちゃんの事故を防止するための対応策をとる(誤飲、転落などの防止)
●月齢に応じた遊びで、赤ちゃんとコミュニケーションをとる
●子ともの健診予防接種、けがや病気などに、対応する時間を作る
1歳~就学まで
○時期 ▲子どもの変化 ◎主な行事等 ●父親の役割・留意点
○1~2歳
▲1歳~
よちよち歩きができるようになります。「ねんね」「マンマ」など言葉もだんだん多くなります。
▲2歳くらい
何でも自分でやりたかり、「イヤ」も多い時期です。外遊びや皿を使った遊びを喜びます。「これなあに」と好奇心も旺盛に。
◎01歳誕生日
◎1歳6か月児健診
●子どもの事故を防止するための対応策をとる
●外遊びや体を使った遊びなどに対応する
●離乳、言葉、トイレットトレーニングなど他の子と比べたりしない
●子どもの好奇心や自立心をできるだけ尊重した対応をする
○3~6歳
▲3歳くらい
おむつもとれて、スプーンでご飯を上手に食べるようになります。階段の上り下り、クレヨンで○を描いたりします。
◎3歳児健診
◎幼稚園入園(3年保育)
◎七五三(3歳女児)
▲4歳~5歳くらい
自意識も芽生え、少し恥ずかしがったりします。ごっこ遊びを楽しんだり、友達と喧嘩をしたりします。
◎幼稚園入園
◎七五三(5歳男児)
▲5歳~6歳くらい
社会性が育ち、ルールかある遊びを楽しめるようになります。はさみを上手に使ったり、折り紙もできます。
◎就学時健診
●健診や予防接種、けがや病気などに、対応する時間を作る
●保育所・幼稚園行事、保護者会活動などに、できるだけ参加する
●妻と一緒に子どものしつけについて考え、子どもの生活習慣が身に付くように対応する
●父親・母親それぞれの持ち味に応じて、遊びやしつけの分担を考える
○小学校
▲小学校に就学したら
集団生活の中で徐々に自律的に行動することを身に付けていきます。自分で勉強したり、好きな本を読んだり、自分なりの考えも言えるようになっていきます。
個人差はありますが、一人でお留守番や時間を見てお稽古事に向かうこともできるようになります。
●学校や放課後児童クラブ行事にできるだけ参加する
●PTA活動や放課後児童クラブの保護者会活動、地域の子ども会活動など、妻と分担をして対応する
●子どもの話をよく聞く
●子どもの勉強を見てあげる
●塾や習い事など、子どもの気持ちや個性をよく考え、妻と相談して決める
参考:月齢・年齢別で見る起こりやすい事故
新生児
周囲の不注意によるもの
- 誤って上からものを落とす
- 上の子が抱き上げてけがをさせたり、ものを食べさせる
1~6月
転落、やけど、誤飲・中毒、窒息
- ベッドなどから落ちる
- ストーブなどにさわる
- 誤飲で多いもの:たばこ、医薬品、化粧品、洗剤、コイン、豆など
7~12月
転落・転倒、やけど、溺水、誤飲・中毒、窒息、車中のけが
- 扉、階段、ベッド
- アイロン、魔法瓶やポットのお湯
- 浴槽、洗濯機に落ちる(残し湯をしない)
- 引き出しの中の薬、化粧品、コイン、豆など
- お菓子などの食品がのどにつまる
- 座席から転落(チャイルドシートで防止)
1~4歳
誤飲(中毒)、窒息、転落・転倒、やけど、溺水、交通事故
- 原因の範囲が広がる。あらゆるものが原因になる
- お菓子などの食品がのどにつまる
- 階段、ベランダ(踏み台になるものを置かない)
- 熱い鍋に触れる、テーブルクロスを引いて湯をこぼす
- 浴槽に落ちる、水遊び
- 飛び出し事故(手をつないで歩く)
子育て期全般を通じて父親が注意すること
○子どもの成長・発達について他の子と比較したりして過敏にならない
(子ともの成長・発達に個人差があります)
- 子どもの成長や発達に関して気にしすぎないように配慮することか大切です。
○月齢や年齢に応じた子どもの安全の確保、健康管理に気を付ける
○乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)に気を付ける
- 赤ちゃんや小さな子どもは、激しく揺さぶられたり、たたかれたりするような大きな衝撃を与えられると、身体(待に脳や視神経)か損傷を受け、重大な障害が残ったり死亡することもあります。絶対にしないでください。
○月齢や年齢に応じた遊びやしつけをする。基本的な生活習慣を身に付ける
○お稽古事や学習塾など、子どもの個性や気持ちをよく考える
- 妻と十分に話し合いましょう。
- 子どもが意思表示できるようになったら、子どもの気持ちもよく聞きましょう。
○妻と話し合って、家事・育児を分担する
(やっているつもりでも、妻から見たらまだまだということも…)
- お互いの得意分野や生活時間・仕事時間を考えて、柔軟に考えましょう。
○妻の精神的なサポートをする
- 子育てについて、日頃から妻と話をしましょう。