「山形県信用保証協会」の場合

山形県信用保証協会
総務部総務統括課 課長補佐 加藤 優平 さん

当協会では、働きやすい職場づくりをめざし、各部署ごとに「活き活き職場づくり宣言」をつくり、職場に掲示しています。イクボス宣言後、職場の雰囲気も変わり、男性の育児休暇取得者が初めて出て、ここから浸透して欲しいと願っています。


イクボス宣言をした山形信用保証協会様にお伺いし、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指すために、どのような取組みをされているかなどを、お聞きしました。

イクボス宣言

職場に掲示してあります。 各部署ごとの「活き活き職場づくり宣言」

理事長は、職場で共に働く部下の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現やキャリア形成を応援し、職員一人ひとりが活き活きと働くことができる職場環境づくりを行うことにより、「企業のちかくで、事業のちからとなる信用保証協会」を目指すとともに、自らも仕事と私生活を楽しむ「イクボス」になることを宣言しました。又、各部署ごとでも活き活き職場づくり宣言をし、家族の誕生日や、記念日など特別な日は休暇を取り、共に祝い、家族とのコミュニケーションを積極的にとる事で、業績に繋げるなど、具体的な内容になっています。

イクボス宣言後の職員の反応は?

○育児休暇取得者(30 代・男性職員)の家族
【育児休暇取得者の妻より】
育児休暇取得のタイミングが、ちょうど私の仕事復帰の時期(私の育児休暇が終わるタイミング)と重なっているため、家にいてサポートしてもらえるのはとてもありがたいです。
【育児休暇取得者の父より】
男性が育児休暇を取得するなど、自分の時代では考えられなかった。時代が変わったのだろうね。まずはきちんと奥さんをサポートして欲しい。

○管理職(女性職員)
ワークライフバランスを保ち、元気に働いていくために子育てに父も大きく関わっていくことは、とても大事なことだと思います。いわゆる育児を行う幼い時期は、あっという間に過ぎてしまうものなので、子供にとっても親にとっても育児休業の取得については、後々貴重な時間になると思います。私自身も実際に育児休暇を取得して、そのように感じています。育児休暇を取得しやすい職場環境作りが、組織としての今後の課題とも思われます。

○同僚(男性職員)
弊社で男性の育児休暇取得第一号が出て、今回の取得により自分たちも育児休暇を取得しやすくなったのでありがたいです。

職場の様子は?

組織規定の見直しや改定を行い、職員の休暇中の人員カバーや、給料など、心配なく育児休暇や介護休暇をとれるようにしております。
これからも、職員が能力を最大限に発揮できるように、組織全体で協力し、心身の健康に配慮すると共に、コミュニケーションが図られた、風通しの良い職場づくりを行っていきます。

全職員で行うボーリング大会。 職員交流の一環です
職員旅行の1 コマです。 おいしい料理とお酒で楽しい一時です
新人職員。 元気いっぱいです!