管理本部取締役社長室長 武田 靖子 さん
結婚や子育て
家族について考えてほしい。
女性社員の目覚ましい能力や意欲の向上に伴い、優秀な人材の流出を避けるべく、事業所内託児施設を設置いたしました。土日等の仕事が多い業種なので、女性(男性)の働きやすい職場を目指し、社員のニーズに答えられるよう取り組んでいます。社内結婚も7組ほどいて、託児施設設置後は、こちらの施設を利用しています。男性社員(奥さまは他の企業等にお勤め)のお子さんもお預かりしていて、子どもの送り迎えなどは男性社員が主にしているようです。
一般の方がお休みの時に忙しいこともあり、平日の男性の子育て参加は、他の企業より休みやすい環境にあるので多いと思います。ただ、現場の担当は社員同士の連携が必要になります。現在は、お互い休みを調整してカバーし合う機運ができていて、リーダーや管理職も社員の家庭と仕事の両立支援の意識を高く持っているので対応できています。
芋煮会など社内行事に子供を連れて参加する男性社員が増え、みんなで子供たちを見守ります。
また、社内結婚の男性社員事務職の場合は、現場を担当する妻の仕事を理解し、自分が休みの土日は、子どもの面倒を見ると考えていて、子育ての様子をフェイスブックで情報発信し楽しんでいるようです。
育児休業取得については、それぞれの社員の仕事との両立の考え方をもとに相談しますが、人生の中の貴重な時間なので、短すぎないようにアドバイスすることもあります。男性社員の利用はまだですが、希望があれば対応できる環境を整えています。また、子育て中の社員には、心身への負担などを考慮し、配置するよう心掛けております。
ブライダル業界ということもあり、結婚しやすい世の中にしたいと取り組んできたところがありますが、単に結婚式の数が増えればいいではなく、結婚や子育て、なぜ披露宴をするのかということを通して、家族について考えるということを発信していきたいです。