イクメン応援事例 「主夫の友アワード2017」の場合

「やまがたイグメン共和国」大統領が「主夫の友アワード2017」を受賞

やまがたイグメン共和国「主夫の友アワード2017」のローカル部門を受賞されました「やまがたイグメン共和国」大統領の五十嵐健裕さんにインタビューさせていただきました。

NPO法人ファザーリング・ジャパンの関連組織「秘密結社主夫の友」が主催する「主夫の友アワード2017」のローカル部門を受賞されました「やまがたイグメン共和国」大統領の五十嵐健裕さんにインタビューさせていただきました。五十嵐さんは「やまがたイグメン共和国」の公式ユニフォームであるブルーのTシャツで現れました。

主夫の友アワード・ローカル部門受賞の感想はいかがでしたか?

たまたま私の名前で受賞しましたが、4年半「やまがたイグメン共和国」のメンバー全員でやってきた活動が認められたものと思っております。
授賞式では日頃テレビで観ているタレントのユージさん、関根麻里さんら、他の受賞者とトークセッションをさせていただきましたが、皆さん悩みながら、楽しみながら子育てしているのは同じなんだと思いました。

受賞した時の家族の反応はいかがでしたか。

子どもたちは、同じ受賞者の顔ぶれに驚いていました。妻からは「受賞式楽しんで来てね」とのエールをもらいました。

平成25年からイグメン共和国の大統領として活躍してきた感想・思いなどは?

「やまがたイグメン共和国」の活動自体は、楽しさを重視し、子供と一緒に作る料理教室やバルーンアート講座などの参加型イベントが多いのですが、他にもパパ・ママ向けセミナーの開催や、昨年度、山形県や山形市などと共催した「ファザーリング全国フォーラムin山形」を通してイグメン共和国の活動や認知度が高くなりつつあることを実感しています。
また、最近の世の中の流れとして、「働き方改革」「人材確保」「女性の社会進出」などの社会課題が注目される中で家事・育児シェアが叫ばれています。こうした風潮や、山形県が共働き率全国No.1であることを踏まえ、今年度は、山形市や県内15企業の協力を得て、ライオン㈱との連携企画である「夫婦円満都市推進プロジェクト・家事ギャップ解消セミナー」を実施しています。皿洗いなどの家事を切り口に夫婦間の考え方のギャップを埋め、お互いに褒め合うことでコミュニケーションを円滑にする講座内容になっています。また、プロジェクトでは、佐藤山形市長からもご協力いただき、役者並みの演技力でご出演されている動画も公開しています。地域に笑顔を増やしながら、有益な取組みを実施したいですね。

仕事とイクメン活動の両立で大変なこと

メンバーそれぞれ仕事や家事・育児の合間を縫ってイベント等の企画や実施をしているので、一番大変なのは時間の確保です。でも、仕掛ける側って参加する側よりも、イベントを通したスキルアップや得られる人脈、充実感がとても大きく、自分にとっての大きな財産になります。また「参加して良かった」「とても楽しかった」といった感想を頂くと本当に嬉しくて、苦労も吹き飛びますね。

今後のどのような活動をされたいと思ってますか

腹を割って話の出来るコアなメンバーを増やしていきたいですね。また、今年度実施している「夫婦円満都市推進プロジェクト」では、ある協力企業が、山形市内10店舗にプロジェクトの特設コーナーを設けてくださり、嬉しくて何ヶ所も現場を見に行きました。小さな取組みをきっかけに、地域企業の売上にも貢献できるなら望外の喜びです。
今後は、今まで以上に楽しみながらも、多くの方の課題解決に結びつくような提案や場づくりにチャレンジしていきたいと思っています。



今回受賞した際に頂いたエプロンです