12月10日(木)山形市内において、100社以上の企業が加盟した『やまがた企業イクボス同盟』の設立式が行われましたので、その様子を取材させていただきました。
期日 平成27年12月10日(木) 13時15分から15時45分(開場12時45分)
場所 パレスグランデール(山形市荒楯町1-17-40)
- 表彰式(山形県ワーク・ライフ・バランス優良企業知事表彰、山形労働局 均等・両立推進企業表彰)
- やまがた企業イクボス同盟設立式
- 記念講演 講師:川島高之 氏
~イクボスが求められる理由~ワーク・ライフ・バランスと経営戦略~
山形県ワーク・ライフ・バランス優良企業知事表彰は平成21年から始まり、7年目。
仕事と生活の調和がとれた社会の実現に向けて積極的に取組み、成果が認められる企業が表彰されています。
27年度受賞企業
株式会社きらやか銀行 様
株式会社プレステージ・インターナショナル山形BPOガーデン 様
「職場における女性の能力発揮を促進するための積極的な取組」(ポジティブ・アクション)について、他の模範となる取組を推進している企業に表彰されています。
27年度受賞企業
株式会社山形銀行 様
株式会社きらやか銀行 様
山形県では、職場で共に働く部下の仕事と家庭生活を応援する「イクボス」の普及・ 拡大により、女性の活躍や男性の家事・育児参加促進など、男女が共に仕事と子育てなどの家庭生活を両立できる社会の実現を目指し、企業の経営者の参画による「やまがた企業イクボス同盟」を設立しました。
同盟には設立式までに113社が加盟し、設立式では設立発起人を代表して寒河江浩二山形県経営者協会長が、「イクボスとして相互に連携しながら、働きながら安心して子どもを産み育てられる社会の実現に向けて全力で取り組んでいく」などとする設立宣言を読み上げました。
引続き参加企業を募集しながら、イクボスの輪を広げていくとともに、来年の11月に山形市で開催される「ファザーリング全国フォーラム」の開催とあわせ、県内におけるイクボスの取組みを一層盛り上げていくこととしています。
~イクボスが求められる理由~ワーク・ライフ・バランスと経営戦略~
「イクボスが求められる理由~ワーク・ライフ・バランスと経営戦略」をテーマに、Private(家庭・子育て)・Work(仕事)・Social(社会貢献)の観点から多方面で楽しみながら活躍している実体験を織り交ぜながら、わかりやすい説明で講演が進んでいきました。
イクボス(上司・経営者・管理職)とは
- 部下の私生活とキャリアを応援できる。
- 自らも、ワーク・ライフ・バランスを満喫している。
- 組織の目標(利益等)を達成している。
- 部下や次世代と、社会を育てる。
講演のポイント
- Work・Private・Socialを満喫する「Hybridな生活」を送ろう!
- Life(PrivateやSocial )を満喫していると、Workの能力が高まる。「WorkとLifeはエナジー関係」
- Hybridな生活とシナジー関係を、部下たちにもすると、業績など「組織の成果が高まる」
- これらを実現するには、従来の働き方や意識を「大きく変える必要」がある。