「第2回おやじガタリ ~父親であることを101倍楽しむ生き方~」
3年前の共和国建国時からお世話になっている、NPO法人ファザーリング・ジャパン創立者・代表の安藤哲也さんをゲストにお招きし、参加者が自らの育児や家庭生活にまつわる体験談や考えを語り合う、交流イベントが行われました。
6月29日(水)地元の芸術大学の生徒の作品で彩られたお店に、年齢も働き方も異なる 様々な異業種のパパ達が集まりました。今だからこそ話せる悩み、体験談などに花が咲き、初めて参加したパパ達にとっても話しやすかったようです。
はじめに、安藤さんが「イクメン」として目覚めたきっかけや、家庭だけでなく地域でも父親が必要とされていることを、安藤さんご自身の体験談をもとにお話をいただきました。その後、会場で飛び出した話題をきっかけにクイズ形式で参加者に質問し、 “今だから話せる” それぞれの体験や考えを順々に話していく流れでイベントが進んでいきました。
初めて明かす家庭内での話、子育てがきっかけで転職・Uターンした話、ワークライフバランスがうまくいかず、それがきっかけでイクメンに目覚めた話などに共感をしながら、参加者それぞれが”楽しい生活を送るためのヒント“を探しているような雰囲気が伝わってきました。限られた時間でしたが、お互いの情報共有や相談を通じて「笑っている父親」が増え、父親同士のネットワークが広がった夜となりました。
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BOTAcoffee 学生が制作した家具が並ぶ店内
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「第2回おやじガタリ」まずは乾杯!
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安藤さんが語る様々なお話 子供たちの願いにPTAの父親たちが結束した体験談
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赤・青のカードを使い、意見交換のスタートです
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話が弾みます。安藤さんを中心にオヤジ論を語り合います
職域や地域以外での“コミュニケーションツール“としてこのようなイベントに参加し、父親であることを楽しむためのヒントを発見してみてはいかがでしょうか。
とっても楽しい時間であっという間でした。
一人ひとりが自分の父親としての考えや子どもとの関わり、日頃の夫婦間のコミュニケーションなど、赤裸々に語り合える仲間が集まっているからです。だからこそ「オヤジガタリ」は有意義な時間でしたし、「きっと山形県内でこういった場を求めているパパたちはたくさんいるだろうなぁ」と心から感じることができる場でした。
さらに広がっていくことを願いつつ、また参加させてください。
「男の子の育て方について悩みを共有したい」そんな思いでおやじガタリに参加しました。
はじめに、安藤さんのお話を聞きましたが、家事や育児は手伝うのではなく、主体的に取り組むと楽しくなると教えていただきました。その後は、赤と青のカードを使って、転職経験の有無や家計の管理は夫と妻のどちらがしているかなどを、会場全体で話し合い、とても盛り上がりました。
やんちゃな男の子の育て方についても、相談することができて有意義な時間でした。
うちは山形県ではまだまだ珍しいママが単身赴任をしているという家庭。なかなか育児男性と会話ができる場がありませんでした。こんなにベクトルを同じくする”おやじ”たちと熱く育児のことを語れる日がくるとは思ってもいませんでした。
普通の育児談義ではなかなか無い、夫婦の危機からV字回復の仕方などがかなり盛り上がり楽しかったです。ゲストの安藤さんの飾らないお話も素敵でした。
わたしも自分の経験を後輩イクメンに教えられるようになりたいなぁと思いました。
はじめて参加しました。
参加した皆さんの家庭に対する想いが伝わってくる会でした。それぞれのエピソードも面白かったです(転職とか離婚の危機とか)。
「家族」がテーマの飲み会って、面白いと思います。こういう会がもっと色んなところで出来たら楽しいですね。
イベント初参加で、オヤジガタリに出席させてもらいました。
父親、旦那、社会人という共通項で話ができとても有意義でした。特に、ワークライフバランスの理想と現実のギャップという共有項で盛り上がりました。また、私は皆さんと比べ、父親としては頑張ってますが、旦那としてはもっと頑張ろうと思いました。
安藤さんは、家庭の役割に関する考えをOSと例えていましたが、今後もイベントに参加しOSをアップグレードしたいです。
去年から気になっていたオヤジガタリ!今年は参加することができました!
仕事で遅れてしまい安藤さんのお話を始めから聞けなかったのは残念でしたが、その後の語り合いは大場さんの進行のもと楽しくお話をすることができました。皆さんの子育ての話、家族関係の話となかなか話す、聞く機会がないので新鮮でした。
話の中で最初から積極的に子育てに参加していたのではなく夫婦関係の危機から子育てや家事に協力するようになったというパパさんもいて、みんな最初からイクメンではなかったんだなぁ、家族を大事にしようという気持ちが、イクメンを育てていくのかなぁと感じました。
安藤さんとお話していた中に「嫁さんマイレージ」の話が出てきました(笑)家事や子育てに積極的に協力して嫁さんマイレージを貯める(このマイレージは嫁さんの心に無意識のうちに貯まっていくとのこと)そして自分の飲み会の時にそのマイレージを使う!すると不思議と文句も言われず気分よく飲みに行ける!マイレージ効果により「自分ばっかり飲んでっ!」という気持ちが相殺されるそうです(笑)
私も次の日から晩御飯後の食器洗いをやるようにしています。たくさんの方と語り合うことができて本当に良いイベントでした!また次の機会も参加します!
主催側のコメント
昨年に引き続き第2回目の「オヤジガタリ」。安藤さんの体験談を皮切りに、福岡や福島など県外参加者の子育て話、「主婦」ならぬ「主夫」をしながら仕事を両立しているパパなど、本当に皆さん様々な境遇で子育てに奮闘しているお話をうかがうことができました。
僕自身本当に楽ませてもらったのはもちろん、やまがたイグメン共和国イベント初参加の5人も場に馴染んで、楽しそうに話していたのが印象的で、会場全体に笑い声が響く、あっという間の2時間でした。
それぞれの家庭の状況で「イグメン」のあり方は異なります。自分なりにベストの姿に近づけようと、パートナーとコミュニケーションを図ったり、自分なりに頑張っている姿はきっと家族に伝わるはず。
課題はまだまだたくさんあるけれど、父親であることを楽しむ人が増えれば、きっと山形の子育ては明るくなる、と改めて感じた夜でした。
参加してくれた方々をはじめ、素晴らしい仕切り役で盛り上げてくれた大場俊幸さん、そして関係者の皆様本当にありがとうございました。
五十嵐健裕