イクメン応援事例 土屋 和彦 さんの場合

株式会社ユニバーサル山形
代表取締役 土屋 和彦 さん

株式会社ユニバーサル山形男性職員は子の看護休暇を
取得しています。

家庭と仕事の両立支援の取組みについて

 両立を支援する為に、育児休業はもちろんですが、短時間勤務正職員を制度化したり、有給休暇とは別に子の看護休暇・配偶者出産休暇・夏季休暇・年末年始休暇等を制度化しています。また、殆んどの休暇が半日単位で取得可能です。職員の声が、制度を変えたというケースもあります。

男性職員の育児参加について

 社会が変わってきているとはいえ、男性の育児参加について、ことさら仕事を休むことについては、社内外問わず関係する方々の理解が必要だと思います。男性職員の子どもに関する休暇について、利用者様から苦情をいただいたこともありました。アンチイクメンの私も、ここ数年悩みました。悩んだ結果、男女問わず仕事と家庭の両立を支援したいという考えに落ち着きました。
 男性職員の子の看護休暇利用は以前よりも増えています。しかし、育児休業を利用した男性職員はおりません。育休取得に抵抗があるのかもしれません、育休中の収入についての不安があるのかもしれません、また、そこまでして休まなくとも大丈夫なのかもしれません。
 イクメンをどう評価するのか、どのような目で見るか、勤めている会社次第という難しさもあると思います。

男性職員の『子の看護休暇』利用例

株式会社ユニバーサル山形

・インフルエンザやその他病気にかかった子の看護
・予防接種や健診

今後に向けて

 当社では、訪問看護・訪問リハビリ・ケアプラン作成を行っております。高い専門性も要求されますが、担当させていただいている利用者様との信頼関係も重要です。また、利用者様の在宅生活を支える為には、主治医の先生をはじめ、多職種多事業の連携が必要不可欠です。
 その、信頼・連携・専門性をレベルアップさせ、より質の高いサービスを提供する為には、優秀な人材の確保・定着は必須要件といえます。
 仕事と家庭を両立させる為の制度を充実させたことが理由なのかわかりませんが、ここ数年は、離職率が低い状態を維持できています。
 私自身、職員の待遇や職場環境について、これで良かったのだろうか?現状で他にやれることはないのか?と自問自答を繰り返しています。