イクメン応援事例 佐藤 千津 さんの場合

NPO法人ポポーのひろば
理事長 佐藤 千津 さん

NPO法人ポポーのひろばみんな、自分がなりたい「おやじ像」を持っています。
ただ、子どもにその姿を伝えるのは結構むずかしいようです。

「パパチルキャンプ」の取組みについて

NPO法人ポポーのひろば

ポポーのひろばは、村山市で活動している”子育ち”支援団体です。
昨年から実施しているパパチルキャンプは、3~8歳の子どもと父親だけのプログラムキャンプです。目的を「父親の心おこし」としたことで、参加された皆さまから様々なご意見をいただきました。
妊娠・出産を機に急速に母性が目覚める母親と違い、父親は元から理想とするおやじ像を持っています。
カッコイイ父親か、背中で諭すおやじか、それとも優しいパパなのか、人それぞれだと思いますが。

自分流を伝えること

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イクメンの定型など、あってないようなもの。
それゆえ父親たちが本当に知りたいのは育児知識ではなく、「おやじ自分流」を子どもにどう伝えるかです。
そのコツさえわかれば、子どもとのふれあいもいっそう楽しくなり、母親を思いやる余裕も生まれてくるようです。
キャンプの参加者は自分流を貫きながらも、他の父子の行動を真剣に観察されていました。何か参考にできることはないかといった意気込みを感じたのです。

将来親になる人たちにも

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また、このキャンプには大学生ボランティアも多数参加しています。とくに男子大学生は夜に催された父親だけの集会に加えてもらい、非常に有意義だったと話してくれました。
そして参加者の本音を聞くうちに、このキャンプで強まった父と子の絆は一生続くだろうと確信したそうです。
近い将来、父親となる彼らにとってよい刺激になったことでしょう。

父親であるみなさまへ

あなたの「おやじ自分流」はどんな姿ですか。それを仲間と切磋琢磨する機会をお持ちでしょうか。